我が家のケーキデコレーションコンクール

大好きなお父さんのお誕生日にケーキを作りたい!という子供たちのリクエストにお応えして、みんなでショートケーキを作りました。とは言っても、まだ5歳と3歳の幼い兄妹。卵を割らせれば殻が入り、ハンドミキサーを持たせれば生地をまき散らし、小麦粉をふるわせれば粉まみれになり…キッチンは大変なことになってしまったけれど、何とか焼きあがったケーキはふっかふかでいい匂い!!黄金色のスポンジを、温かいうちにぱくっと口に入れてみたい誘惑にかられつつ、冷めるまで我慢我慢…。一番楽しいデコレーションは、絶対けんかになりそうだったので、ケーキを上下に2等分して2段にするのではなく、1段ずつそれぞれにデコレーションしてもらうことにしました。シロップと生クリームを塗ったケーキ、ホイップクリームを入れた絞り袋や果物、誕生日プレートやチョコペンで飾ったビスケット、キャンドルを兄妹それぞれに渡し、デコレーションコンクールの始まりです!妹ちゃんは当たり障りなく、ぐるりとフルーツを並べて、器用にホイップを絞り、売っているケーキのように上手に飾れました。お兄ちゃんのケーキは斬新!!真ん中にフルーツをこんもりと盛り、その上にぐりぐりとホイップを絞る絞る。みかねたお父さんが手を出し、修正するか…と思いきや、さらに高く絞る絞る!!てっぺんにデコッたビスケットをちょこん。カットしづらいんですけど!?
上品な妹ちゃんのケーキと、大胆なお兄ちゃんのケーキ、どちらが美味しかった?と聞くと、お父さんは「まあ、素材は一緒だからね。味は一緒だよ」。あくまでドライなお父さんだったけれど、嬉しそうにそれぞれのケーキを頬張っている姿はまさしくパパ馬鹿な顔でした~。